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魔王「可哀相な勇者。余が救ってやろう」 少女「黙りなさい」

190 Res  dat落ち(DL)  スレ立て時刻:2015/10/17 21:59:18  最終書き込み時刻:2015/11/17 18:57:31 

1名無しさん@おーぷん: [] 2015/10/17 21:59:18:18 ID:XnJ
むかしむかし、遠いむかしのお話。

かつて魔物と人は共に栄え生きていました。

しかし悪い魔王は魔物をけしかけて人間を襲わせ、

人々は恐れ戦きながら暮らすこととなりました。

あらゆる土地で戦いがおこり、多くの人々が悲しみ、亡くなりました。

そんな中、一人の青年が魔王討伐に名乗りをあげました。

一本のまばゆい剣を携えた青年でした。

彼は仲間と一緒に各地をまわりながら、魔物を退治し人々を救いました。

そして遂に魔王の城へと乗り込みました。

彼は仲間を失い、深く傷つきながらも光の剣で魔王を倒しました。

人間に再び平和が戻りました。

青年は誰の賞賛も、褒美も受けることなくひっそりと身を隠してしまいました。

人々は今も彼のことを、尊敬の意をこめてこう呼んでいます。


「伝説の勇者」と。


2名無しさん@おーぷん: [] 2015/10/17 21:59:59:59 ID:n4P
__
    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-


                          /⌒ヽ   _,,-''"
                       _  ,(^ω^ ) ,-''";  ;,
                         / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
                     (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'
                   _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'  ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'     d⌒) ./| _ノ  __ノ

3名無しさん@おーぷん: [] 2015/10/17 22:00:45:45 ID:HwF
はよ(´・ω・`)

4名無しさん@おーぷん: [] 2015/10/17 22:01:50:50 ID:w6F
ねえオチまで長い?

5名無しさん@おーぷん: [] 2015/10/17 22:03:26:26 ID:XnJ

「そこのお嬢さん」

「…?」

「お前だよ」

「あっ、…こんにちは、旦那様。…ええと、牧師さんになにか御用時?」

「いや」

「…教会に御用時?」

「いいや」

「…では、ええと?」

「お前に用事があるのだ」

「え、わたし、…ですか?」

「そうだ」

「はい、何でしょう」

「…」

「…?」

「お前、父上と母上は?」

「え?…あ、その。私は、ここの孤児院の…」

「そうか。いないのだな」

「…」

「なあ」

「は、はい」

「生きていて楽しいか?」

「え?…」

6名無しさん@おーぷん: [] 2015/10/17 22:07:15:15 ID:XnJ
「あの…?」

「楽しいか、と聞いている。どうなんだ?」

「えー、と」

「…」

「…」

「分からないです」

「分からない?」

「ええ。その、私は…パパもママもいないし、寂しいなって思うこともあります」

「けど、牧師さんや教会の人たちが良くしてくれます。だから、辛くはないです」

「…」

「楽しいか、は分かりません。けれど、辛くはないです」

「そうか」

「はい」

「…ならば、いいか」

「え?」

「用は済んだ」

「はあ」

「いいか、私に会ったことは他言するなよ」

「え、はい」

「では、また会おう少女よ。余はいつでもお前を見ている」

「…あの?」

バサッ

「…」

7名無しさん@おーぷん: [] 2015/10/17 22:09:09:09 ID:8bQ
結論から先にかけよ

8名無しさん@おーぷん: [] 2015/10/17 22:13:25:25 ID:XnJ
「…?」

「少女ー。どうかしたか?」

「あ、牧師さん」

「誰と喋っていたんだ?何か声が聞こえたが」

「ええと。…知らない男の人です」

「うん?参拝客かな?」

「違うようでした」

「そうか…。はて、何の用事だったのだろうか」

「…」

「どんな人だったかね?」

「…よく分からない人でした。私をいつも見ている、と言っていました」

「は?」

「ん?」

「え、それ俗に言うストーカーじゃないのかね」

「すとーかー?何ですかそれは」

「…とりあえず中に入りなさい。いいか、今日から外に出るときは必ず二人以上で出なさい。それと戸締りをしっかりして怪しい人には話しかけない。ああお前はひどく可愛らしいから心配で」

「牧師さん、あのう」

「あ、すまない。とにかくその男は中々に怪しい。もう接触しないように」

「分かりました…」

「ったく、嘆かわしい。最近のナルシズムに満ちた男なんざ…」

「…」

あとから知ったことだが

あの時私に「生きていて楽しいか?」と、どこか楽しげに聞いてきた男は

「…」


魔王、だったのだ。

9名無しさん@おーぷん: [] 2015/10/17 22:17:27:27 ID:XnJ
=玉座の間

王「…えー、こほん」

王「このたびの魔物討伐、誠にご苦労であった、勇者一行よ」

勇者「いえ、私どもは当然のことをしたまでです」

僧侶「そうですね、勇者」

剣士「…恰好つけるなよ」

少女「…」

王「して、どうだった?洞窟に潜んでいた魔物は」

勇者「なかなかに手ごたえがありました!しかし、この光の剣さえあれば一発です」スラッ

ザワザワ

「見ろ、あれが勇者の…」

「なんと美しい…」

王「そ、そうであったか…」

勇者「はい」

10名無しさん@おーぷん: [] 2015/10/17 22:21:33:33 ID:XnJ
王「しかし最近、どうも魔物が活発化しているように思えてな」

勇者「仰るとおりです。確かに魔物はさらに力を増しているようです」

王「…それもこれも、全てあの新しい魔王のせいだな」ダン

少女「…」ピク

勇者「全く持ってそのとおりです。居場所さえ分かれば今すぐ叩ききるものを」

王「先代の魔王が死んでからもうすでに20年はたったが…」

王「間髪いれずに新しい魔王が即位するとはな。嘆かわしいことだ」

勇者「全くです」

王「しかし、期待しておるぞ勇者よ」

王「お前の力は先代の勇者よりも遥かに素晴らしい。その調子で民を平和に導いてくれ」

勇者「はっ!」

王「…こほん。ところで、褒美と次の依頼の話だが…」

少女「…」

……




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190 Res  dat落ち(DL)  スレ立て時刻:2015/10/17 21:59:18  最終書き込み時刻:2015/11/17 18:57:31 


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