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古泉「気がついたら、すごく楽しい。とても素敵です」

148 Res  dat落ち(DL)  スレ立て時刻:2011/02/19 22:19:38  最終書き込み時刻:2011/02/22 12:52:46 

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/02/19 22:19:38.98 ID:wU+lgBfFO

 僕は、古泉一樹としてそこにいた。寒さの広がる空に、音を鳴らす窓。
『彼』が作り上げたその場所に、僕達4人は毎日のように集まるようになった。
北高の文芸部室。これといって会話はないけれど、僕達を何かが引き寄せるのだ。
これも『彼』の置き土産なのかもしれない。
さっそうと現れ、さっそうと消えていく。
そんな雪のような彼が、今何をしているのか全く分からなかった。
彼がこの部屋から消えた後、涼宮さんはパソコンを操作し続けた。
しかし、そこにあるのは文字通りただのパソコンで、人をどこかに転送する不思議な機能は備わっていなかった。
彼女は、少しの間だけ落胆していたけど、すぐにこう宣言した。
彼にも届きそうなほど、高らかな声で。

「ここにいるメンバーを、ただ今をもってSOS団の団員として正式に認めます!
 団の活動内容は……あいつを探すこと!」

涼宮さんは、迷った挙句彼のことをあだ名で呼ばなかった。
その方が不思議さが増すからなのか。
それともその名前を口に出してしまうと、
僅かに赤くなった瞳が耐え切れなくなるからなのかは、僕には分からない。


2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/02/19 22:22:22.53 ID:wU+lgBfFO
でも、涼宮さんの本当の気持ちは、しっかりと伝わってきた。
だからこそ、僕は悲しさが生まれる前に、力強く涼宮さんを見つめて、
「ぜひ協力させて下さい」と言いながら、ゆっくりと微笑んだ。

 SOS団が結成された今、僕にはケジメをつけなければならないことがあった。

「どうしたの?」

長い髪を揺らしながら、僕の目をジッと見つめる。
本当に、嘘のない、真っ直ぐな目。
心の芯の部分から、僕と会話をしてくれている。
涼宮ハルヒという女性は、純粋で、パワフルだ。
でも子供っぽくて、わがままで、心配性で、すぐに怒る。
次から次へと感情が飛び出してくる。
だからこそ楽しくて、だからこそ腹が立つ。
僕にはない、色々なものを与えてくれて、新しい景色を見せてくれる。
でも僕は、そんな彼女に、何も与えることができなかった。
仮面を被り、嫉妬深い。
僕は気がついてしまったんだ。
彼女を楽しませることができるのは、僕ではなく、彼の方だと。
理屈屋で、不思議を身に纏い、人のことをよく見ている。
彼のことだ。
だから僕は、ケジメをつけなければならない。
この感情を、思い出に変えなければならない。

拳を強く握って、弱々しく、でも、しっかりと伝わるように、ハッキリと言った。

「別れましょう」

不思議なことに、涙は一滴も流れなかった。

3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/02/19 22:29:05.09 ID:Ojak6SemO
消失古泉きたきたきた期待

4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/02/19 22:31:59.96 ID:wU+lgBfFO

力無い表情で佇む僕。
涼宮さんは、何かを考えているのか、それとも言葉を躊躇しているのか、
しばらくの間、無言のままだった。
そんな涼宮さんの様子を見て、僕は居ても立ってもいられなくなった。
それは、涼宮さんの気持ちがわかってしまったからだろう。
きっと彼女は、僕に罪悪感を抱いている。
なぜなら、話さずとも僕が別れを告げた理由を理解してしまったから。
彼女は頭が良い。無理もない。
僕は、肩の力を抜いて、フッと笑った。
その気配を感じたのか、涼宮さんが顔を上げた。

「僕が願うのは、涼宮さんの幸せだけですよ」

上手く言えただろうか。
面と向かって相手に本心を告げることは、本当に久しぶりだった。
僕のその言葉に、涼宮さんは再びうつむいた。
やっぱり、伝わらなかったかな。
そう思った時、涼宮さんが小さく二つの言葉を呟いた。

「ごめんね、ありがとう」

その言葉を聞いて、僕は初めて涙を流した。



5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/02/19 22:34:09.82 ID:BN6Xhe+e0
しえーん

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/02/19 22:45:22.18 ID:wU+lgBfFO

 それからというものの、毎日が雪崩のような早さで過ぎていった。
毎週の休日に行われる不思議探索。
もちろん不思議とは、彼のことだ。
街で聞き込みをしたり、彼と出会った場所で待機してみたり、
息抜きと称して思いっ切り遊んでみたり、
毎日が忙しくて、そして楽しかった。

 そんな活動の中で、涼宮さんは全員にある質問をした。
それは、いかなる方法で彼に出会ったのか。
どのような事をしたのか。
それらの情報が、何か役に立つかもしれない、ということだ。
しかし、彼はどこまでも彼だった。
突然この部室にやってきた、廊下でいきなり声をかけられた、校門で突然話しかけられた。
朝比奈さんは、彼を雪のようだと言った。
突然降り始め、何かに触れるとすぐに消え、人々に水溜まりという記憶だけを残していく。
本当に儚くて、触れようと手を伸ばしたくなる存在。
なるほど、いかにも彼だと、
僕達はストーブで暖まる文芸部室で笑い合った。


7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/02/19 22:48:56.27 ID:3+DgRsec0
おいやめろ

8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/02/19 22:55:37.91 ID:UOBELwxmO
私の息子が興味を示したようです

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/02/19 22:57:08.19 ID:wU+lgBfFO

 全員の話を聞き終えた後、涼宮さんは言った。

「あたし達3人で有希の文芸部に入部しましょう」

と。
それは、いかにも涼宮さんらしい提案で、長門さんも、朝比奈さんも、
そしてもちろん僕も、全員が賛成した。
涼宮さん曰く、文芸部室の部長は長門さんに任せるということで、
たまに放課後にそういった活動もしていこう、とのことだった。
何故文芸部に入部しようと言い出したのか、
何となく分かっていたけど、涼宮さんの口から聞きたくて、つい聞いてしまった。

「あいつがやらなかったことをやってやったわ!
 これで悔しがってあいつが出てくるかもね」

涼宮さんは、そう言いながら冗談っぽく笑った。
僕もつられて笑ったけど、上手くごまかされてしまった。

でも、視界の端で、長門さんが恥ずかしそうに微笑むのを見ることができたので、
もうこの話はいいかと思い、追求をやめることにした。

10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2011/02/19 22:57:59.22 ID:4OQQ/Q2M0
古泉「アナルセックス。」


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148 Res  dat落ち(DL)  スレ立て時刻:2011/02/19 22:19:38  最終書き込み時刻:2011/02/22 12:52:46 


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